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CD
title
TsuchiYaniBond
(ツチヤニボンド)

artist
TsuchiYaniBond
(ツチヤニボンド)

release date
2007/9/26 on sale
cat. no.
VMSD-015
price
\2000(tax out)
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10 tracks CD
ジャケットは楳図かずお 『わたしは真悟』
初回限定ゴールド紙ジャケット仕様     
まるで『トロピカリズモ』と『はっぴいえんど』が融合されたかのような圧倒的なスケール感と存在感!! 2007年度最重要バンド『ツチヤニボンド』衝撃のデビューアルバム。新たな可能性に満ち溢れた生のグルーヴを聴け!

ロックからソウルミュージック、ポストロック、ブラジルミュージック、ヒップホップなど、さまざまなジャンルを縦横無尽にジャンプしていく怒涛の展開と斬新なアイデアが満載!!

岡村詩野 / ミュージック・マガジン [2007 October]
これはダーク・ホースというか、知らなかったことをちょっと恥じたりして。ムタンチスが日本に来てファルセットでヒップホップやソウルをやっているような。現在25歳の土屋貴雅を中心としたトリオのファースト。今のベックよりカッコいい、というのはちょっと褒め過ぎか。ジャケのイラストが楳図かずおというのも出来すぎ。



妹沢奈美 / SPA [2007 October]
これぞごった煮。ヤボは承知でサウンドを分析したところ、末恐ろしい才能である!

以前ご紹介したキモノマイハウスの自在かつゆるーく笑えるミックス+コラージュ=歌モノという感覚にも、かなりド肝を抜かれたが。このツチヤニボンドにも、これまたびっくりさせられた。ジャンルの融和そのものをおそらく目的としていないからだろう、いい感じで肩の力が抜けて、意識しないままにそのミックス感覚が新しい音を生み落としている。

だからこそサウンドを分析するのはヤボなようだが、あえて挑戦してみよう。フリー/アシッド・フォーク、シカゴやアルゼンチンの音響派、ブラジリアンにフォーク。それからエレクトロニカ的なビート感もあるし、ビーチ・ボーイズのハーモニーを思わせるかと思えば、『POINT』以降のコーネリアスにも通じる音と言葉のスリリングなバランスも体感できる。中心人物である25歳の土屋貴雅はまるで楽器のように言葉を発している一方で、その太くなめらかな声が持つ平熱感には、妙な安らぎを覚えたりも。ジャンルがごく自然に溶け合うのと同様に、音たちが有機的に絡まり、サウンドのエッジが気持ちよくぼやけて、メランコリックな後味をもたらしてくれるのもいい。

自然な言葉を使いつつ深みのある歌詞は、彼らがはっぴいえんどと比較されるのも納得。これがデビュー作、末恐ろしくなってくるけれど楽しい、その感覚がまた新鮮だ。



堂前茜 / BARFOUT! [2007 October]
レニー・クラビッツ、ピート・ロック、カニエ・ウェスト、はっぴいえんど、ティンパンアレイ。ブラック・ミュージック〜ロック〜ジャズなどなどを消化してきた大食漢っぷり音楽好奇心が、ある意味ジャケを上回るような発想力を持って、日本語ロックへと辿り着いたような。50〜70年代のアナログ機器も駆使された、3人組男性バンドのデビュー作。



散珠 / BOUNCE [2007 October]
<トロピカリズモとはぴいえんどの融合>ってキャッチフレーズが言い得て妙。ヴィンテージ感溢れるザラついたバンドサウンドに、壊れそうで実は上手くまとまっているっていうスリルのあるアレンジがやたらとカッコいいし、ちょっとすっとぼけたようなハイトーンボイスで歌われるヴィヴィドなメロディたちが眩しい。サウンドの手触りは全体的に70sロック〜ソウルっぽいんだけど、中心人物の土屋貴雅は25歳ということで、そこにジャジーなヒップホップやポストロック〜アルゼンチン音響派的エレメントが混ざってるところが新しい、っていうかやたらとおもしろいのだ。サウンドの偏重に陥らず、<日本語のオリジナルなロック>にこだわって、言葉の意味と響きにコンシャスなところにも好感が持てます。



小山 / Indies Issue [2007 October]
なんだかよくわからんバンド名だが内容はさらにわけわからんって感じで、ニューウェイヴ風にビーチ・ボーイズっぽいコーラスとか、ブラジル音楽的ギターにディスコ・ビートとか、あるいははっぴいえんど+ヒップホップ+サイケとか、ストレンジなアイデアてんこ盛りでおもしろすぎ。それらをただ飄々と楽しんでるだけみたいな無意味感が全編で漂っているのもたまらんです。



TsuchiYaniBond (ツチヤニボンド)

25才のマルチプレイヤー兼メインソングライターである土屋貴雅(写真中央:Vo, Gt, Bass and etc...)を中心に結成された、土方雅哉(写真左:Dr, Purcussion)、亀坂英(写真右:Gt, Bass)による3人組バンド。

土屋は中学時代にレニー・クラビッツを聴き、ブラックミュージック〜ROCKに目覚める。また、レニクラのレトロな質感のサウンドに衝撃をうけ、60'sのROCKやPOPにもハマる。その後、高校時代に土方と出会い、バンドを結成。シカゴ音響派のトータスなどに影響を受け、ジャジーでソウルフルなグルーヴをポップに昇華したソングライティングで、はやくもその才能が開花する。のちに、亀坂が加入し、『ツチヤニボンド』をスタートする。

その後、70年代のソウルミュージックやピート・ロックやカニエ・ウェスト、マッドリブなどのSOUL & JAZZテイストのヒップホップ的なプロダクションにも傾倒する。さらに、その好奇心は、ブラジル音楽やウルグアイ、アルゼンチンなどの中南米の音楽にまで及ぶ。同時進行で、日本の70sロック「はっぴいえんど」や「ティンパンアレイ」などにも出会い消化吸収していく。また、音楽以外では「楳図かずお」のSF3部作や「塚本晋也」の映像などにも多大な影響を受ける。

このデビュー作では、土屋たちが影響を受けてきたさまざまなエレメントがゴッタ煮になって有機的に結びつきながら、ひとつの大きな波を形作っている。

さらに、このツチヤニボンドは『日本語のオリジナルROCK』にこだわり、全曲が日本語詞で書かれ、独自の詞の世界が展開されている。土屋の心震わすボーカルに土方の大胆で切れ味の鋭いドラミングと亀坂の幻想的でメランコリックなギターが渾然一体となってアナタのハートに突き刺さる。

レコーディングはメンバー3人による一発録りが土台になっていて、ハプニング感やアグレッシブな展開が目白押しにになっている。また、50〜70年代のさまざまなアナログ機器を大胆にふんだんに使い、荒々しい勢いとヴィンテージな質感の中に『新しさ』が共存した摩訶不思議なサウンドに仕上がっている。
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